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お父さんは山に柴刈りに 

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天気の良い昼下がり、散歩がてら、裏山に柴刈りに。
正確には折れた柴拾いに、子供達を引き連れて。
こんな時間が、何よりも大切で、いろいろと感性に働きかけてくる。
なくてはならない、日課の1つ。

続 火のゆらめき 

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来客があるときは「火」を囲むことが多い。
外の囲炉裏だったり、中の薪ストーブだったり、時にはローソクに火を灯したり。
そして、仕事の話だったり、なんでもないような話をするわけだけど、その時にいつも思うことがある。
普段無口な人がよく話したり、いつも明るい人がおとなしくなったり、急に歌を歌いだしたりと。
ひょっとしたら「火」というものは、その人の本当の部分を見せてくれるのかもしれない。
そこにお酒が入れば間違いナシだ。
という事は、自分自身が一番危ない。
気をつけよう。

カワセミ色 

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今まで2度、「カワセミ」を助けた時がある。
一度目はお店の窓にぶつかった時。
二度目は近くの神社の網に引っかかっていた時。
家の裏山に住んでいるらしく、よく見かける。

早朝、材料を取りに後ろの小屋に行く時、愛車サニートラックに「カワセミ」が止まっているのを見かけた。
まだ薄暗く、はっきりは確認できなかったが、その容姿から、それだとすぐにわかった。
その日は仕込みも早く終わり、コーヒーを淹れてお気に入りの屋根裏に、朝日を見に向かった。
席に座り外を眺めると、驚いた。
コバルトブルーに、山吹色に染まる日の出前の空。
まさに「カワセミ色」だった。
朝日は何度も見てきたが、1年のうちでこの色がでるのは、ほんの一時だ。

これは「カワセミ」の恩返しではないだろうかと、今でも勝手に思っている。

火のゆらめき 

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火を見ているのが好きだ。
お店には薪ストーブもあるし、裏庭には、かまどもある。
夏にはドラム缶風呂にも入る。

小さい頃、ばあちゃん子だった。
学校から帰ると、ばあちゃんがよく火を燃やしていたのを覚えている。
小さいなりに、何か燃やせそうなモノを見つけては、火の中に入れていた。
そして時々、壊れた鍬や鋤を火にかけて、その上で魚や芋などを焼いてくれた。
最高のおやつだった。
それが焼きあがるまで、わくわくしながら火を見つめていた。
今でも火を見ているのが好きなのは、きっとそのせいなのかも知れない。
火を燃やしていると、ふとその時の記憶がよみがえる。

そして今、毎日ガス台の前に立ち、火を見ながら仕事をしている。
ひょっとしたら、火を見たくて、この仕事に就いたのかもしれない。

小物 

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「HAJIME STUDIO」より、靴べら、サイコロなど。