火のゆらめき 終
最近、火を囲む事が多い。
火は何かが集まったとき、(人やもの、或いは祭りや芸能など)熾すものだと思っていたが、本当は火があるから、それらがあるのだ。
つまり、火があるから、あらゆるモノが集まる。
やっぱり、暮らしの中に、火は必要と思った夏の終わり。
囲炉裏で酒をひっかけながら。
- [2014/09/09 21:18]
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続々 火のゆらめき
火というものは面白くて、
簡単に点くときもあれば、なかなか点かない時もある。
どんなに大きな薪を入れても、ほうっておけばいつかは消える。
消えたと思っても、よく見ると「燠」がまだあって、薪を足せばまた燃え上がる。
色も様々で、その時の状態で変化する。
どんな火の色も好きだが、特に好きなのは、
木の芯まで入った「燠」の色だ。
これ程綺麗な色はそうそうない。
また、火は音も奏でる。
燃え始めはバチバチと大きな音を立てるが、
次第に小さくなり、「燠」になるころには囁くような音しかしない。
この音が、また心地良い。
こう考えると、自分の中では「燠」の状態が、
一番大好きな火の状態だと言える。
「燠」とは言ってみれば、火の最後の状態で、
放っておいたら消えてしまうし、薪をくべればまた吹き返す。
その美しい「燠」をいつまでも維持できないのだ。
今の自分のココロも、この「燠」のようにくすぶっている。
どうせ放っておいたら消えてしまうのであれば、
小さくても良いから、薪をくべてみようと思う。
どんな色で、どんな音を奏でるか。
火も人生も、自分の目論見通りに行かない。
そこがまた、面白い。
- [2013/12/11 17:53]
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臆病風
夢をみた。
その夢にはもう一人の自分がいて、
遠くで何かを叫んでいた。
夢の中の自分に近づいてみると、
「逃げんのかよ」と。
「人には偉そうなことを言って、自分は逃げんのかよ」と。
その旅に出ることを決めたのは、その夢がキッカケだったのかもしれない。
その旅はもちろん楽しかったけれど、
普段、1人で全てやってきたと思っていた自分の未熟さや、
ふがいなさ、或いは過信を知ることになる。
いろいろな人に支えられて、ここまで来れたのだと。
いつも強がっていたけれど、できないことや、やりたくないことに、
適当な理由をつけて、臆病風に吹かれていただけなんだ。
旅に出てみないとわからないことを、この旅は教えてくれた。
「その旅を決意したのは、季節のせいだけではなくて、
前に出会った人々や、その場の空気を感じたくて、
君たちと共に、旅に出たんだ。」
こう書けば、カッコイイだろう?
でも旅から帰ってからは、楽しかった思い出よりも、反省の毎日で、
また臆病風に吹かれている。
そんなカッコイイことなんて書けない、そんな自分がいる。
この臆病風がやんだら、また一緒に旅に出よう。
そのときまでは、またお互い別の道だけど、
今度は最後まで、旅が終わってもみんなと笑っていたい。
でも、また迷惑かけても、大目に見てよ。
あいつじゃあ、しかたないって。
良い旅をありがとう。
- [2013/07/04 22:33]
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きびだんご
- [2013/02/15 21:47]
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絵本のこと
小さい頃、絵本を読んでもらっていた事を、今も時々思い出す。
子供が生まれて、絵本を読む機会が増えたからかもしれない。
その時に、特に思い出すのが、昔から伝わる話や、童話等を絵本にしたものだ。
私が小さかったころは、まだ絵本の作家さんは、オリジナルのものより、それらを主流にしていたと思う。
もっとさかのぼれば、最初に絵本になったのが、昔話や童話だったはずだ。
だから、私の父や祖父、その上の世代もそれらを見たり、聞いたりしてきたはずなのだ。
それらの話は決まって、「悪い事をすると痛い目に会う」という内容。
多分、何処の国でもその内容だと思う。
そういう話を物心付く頃から聞かされていたから、十数年前までは、今のような酷い犯罪は起きていなかったのではないか。
それも1つの要因だと思う。
今は、絵本より、テレビやゲームといったもので、子供の相手をしている。
何が良くて、何が良くないのか。
それが解らないから、しっぺ返しも解らない。
だから、もっと絵本と関わる時間を増やしていけば、
少しは平和な世の中になる気がするのです。
私が小さい頃好きだった絵本、「パンのかけらと小さなあくま」
きっとあの本屋さんにもあるはずだ。
その本屋さんは同じ芳賀町にある、「BOOK FOREST」。
素敵な絵本がたくさんある、素敵な場所。
そこで、2月23日(土)に焼き菓子を置かせてもらいます。
詳しくはリンク先まで。
- [2013/02/13 21:05]
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