後ろ姿 

「男は黙って背中で語る」

この言葉がこれほど似合う人を、私は1人しか知らない。
あこがれだったし、道標だった。

その人に言われた言葉、1つ1つを今でも忘れていないけれど、
それよりも心に残っているのが、後ろ姿だ。

「自分で考えろ」と言わんばかりに、悩んだとき、迷ったときに、
言葉を控えて去ってゆく。

その背中に、後ろ姿に、
やる気とか、希望とか、夢とか、
自分のこれからを見せてもらった気がする。

もう、その後ろ姿を見ることも、
追いかけることもできないけれど、
どんな言葉よりもまっすぐで、正直なその後ろ姿は、
これから先も、自分の中で生き続けて行く。

「男は黙って背中で語る」

いつかそんな男に、私もなりたい。

スポンサーサイト

9月の予定 

朝晩涼しくなってきました。
9月の予定です。
日曜定休の他、19日(木)、21日(土)、27日(金)~30日(月)はお休みとなります。
宜しくお願いします。

イベント出店のお知らせです。
9月28日(土)、29(日)の2日間、
群馬県は嬬恋、「無印良品カンパーニャ嬬恋キャンプ場」で行われます、
「アーバンリサーチドアーズ」設立10周年フェスティバル、
『KNOCKING  ON THE DOORS TINY GARDENFESTIVAL』に参加します。
衣、食、住、遊、に纏わるスケールの大きいイベント!
詳しくは「http://www.urdoors.com/」まで。
興味ある方はお早めに!

9月も、宜しくお願いします。

「keep paddlling」 

『波乗りが上達したかったら、海に入り続けろ。
「Keep paddlling」だ。』

あの日も今日と同じくらい良い天気で、風も雲もなく暑い日だった。
その海沿いの町に越してから、人生が大きく動いたのかもしれない。
目を閉じると当時の出来事が、昨日のように思い出される。

あれから10数年が過ぎて、今の生活を続けている。
そんなある日、いつものようにお店の電話に出る。
その声は紛れもなく、海沿いの町のあの人で、
「近くまで仕事で来たから、お店に行くよ」なんて
そんなに近くもないのに顔を出してくれたあなたは、
当時と同じく無邪気な笑顔で、話しかけてくれた。

あの当時、知り合いも友達もいない私に、海のこと、街のこと、波乗りのこと、釣りのこと、数え上げればきりがないけれど、昔からの友人のように接してくれたあなたは、
「また、こっちに遊びに来なよ」と、普通に、至極普通に帰って行った。
「必ず遊びに行きますよ」なんて返したけれど、
当時のように、みんなに担がれて、防波堤の上から海に投げ込まれるのは勘弁だから、
波乗りでもしながら、また楽しくやりましょう。

『keep Paddlling』
あなたが置いていったその言葉とサーフボードは、
まだ物置に当時のまま残っているけれど、
その言葉の通り、今も「漕ぎ続けている」。

どこに向かっているのか、時々わからなくなるけれど、
また会うその時まで、「keep paddlling」。