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秋空に、想う 

mikumari 198
mikumariがある場所は、どこにでもある普通の田舎町だ。
昼も夜もあまり車は通らず、軽トラックや農耕車の方が多いくらいだ。

そんな場所に、何時間もかけて車で来てくれる人がいる。
電車やバスを乗り継いで来たり、駅からタクシーで来てくれる人もいる。
そうやって来てくれた人と、偶然か、または必然なのか、話す機会が多くある。

考えてみれば、ここでお店を始めなければ、そういう出会いは、まず、なかった。
「お客様」ということではなく、「人」としての想いや考えを数多く教えてもらった気がする。

それだけで、観光地でも住宅街でもなく、これといって何もないこの場所で、
お店を続けている意味があるのではないだろうか。

秋の抜けるような青空を見て、そう想った。

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