時が創る味 

古いモノが好きだ。
長年使い続け、風雨にさらされ、色が煤け、
時間が経たないと出ない「味」となる。
それは、道具であったり、家具であったり、
洋服や靴であったり、建物であったりする。
手間暇かけたものが、時間という調味料を加えた時、
この世に2つとない「味」を持つものができると思う。
少し大袈裟かもしれないが、そう思っている。

その点、料理はどんなに手間暇かけたとしても、食べたら無くなってしまう。
10年前、ふとそんな事を思い、考えた。
そこで思いついたのが、「継ぎ足し」という日本ならではの調理法だ。
もちろんmikumariで食べてほしいのはミクマリプレートであるのだが、(手間も、原価もかかっているので。)
お店の歴史を創る料理も作りたかった。
そこで、デミグラスソースのように作るカレーを考えた。
mikumariのカレーは、オープンから継ぎ足し、継ぎ足し作っている。
言ってみれば、今のカレーは10年経たないと出ない「味」だ。
mikumariの歴史の「味」なのである。(これも大袈裟)

お店の家具も、お皿もカトラリーも、空間も建物も、そして料理も。
これからも「時が創る味」を味わい、続けて行きたいと思う。
「mikumariの味」は今後どうなって行くのか。
それは、続けて行けばわかるさ。
迷わず行けよ。

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