歴史を継いで行く 

mikumari 111

例えば、いつも使っているお気に入りのコーヒーカップ。
例えば、大勢で食べるのにちょうど良い大きめのサラダボール。
例えば、記念日には必ず使用している角皿。

それらは使われる度に、そこにまつわるドラマがあり、もし、それらが破損し、使われなくなり、捨てられるのならば、物語はそこで終わる。


今ほど「モノ」のなかった時代は、欠けたり、割れたりしたら、それを捨てずに直し、大切に使った。
それは代わりになるものがないから、そうするしかなかったのかもしれない。
でも、本当に使い慣れている「モノ」は形が変わっても使い続けていきたいと思う。
そういう思いも絶対にあったはずだ。

だから今、大事に使っている器が破損したら、私は直して使っていきたい。
例え、時間や手間がかかっても。
「金継ぎ」するということは、「歴史を継いで行く」ことだと思う。
その器のこれからの物語を見てみたいから。

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