無駄のない循環
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この場所で暮らし始めて5年が経つ。
一番変わったことは、できることは何でも自分でやるようになった事だ。
そして思ったことは、やってみると何でも同じだと感じるようになった。
素材の味を生かすことは、料理でも、家具でも、空間でも同じことだと、なんとなくわかってはいたが、
それをさらに、「素材」について深く考えるようになった。
例えば食材。
丸ごと使うときもあるが、大抵は下処理をする。
そこで、取ったへたや葉等はブイヨンを取るのに使う。
剥いた皮は切干にして、揚げたり煮たりする。
面取りで取った部分はピュレにしたり、スープにする。
どうしても使えない部分は、堆肥として畑で利用する。
木材についても同じだ。
家具を作る際に、余った木で小物等を作ったり、
色々な端材を組み合わせて、扉や棚を作る。
使えそうなものは取っておけばいいし、
必要がないと思えば、薪として燃やす。
そして燃やした灰は、畑に蒔く。
そう考えると、本当は何一つ無駄がないことに気づく。
そして、ちゃんと循環されている。
できるだけ自分の手でやってみることで、
いろいろな事に気づくことができたから、
これから先も、なるべく面倒くさがらずに、
自分なりにゆっくりやっていこうと思う。
多くの無駄のない循環に気づけるように。
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- [2008/09/01 23:06]
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